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「成功」の反対は「失敗」ではなく、何もしないことである!脱社畜時代

仕事

 


 成功するには何かに挑戦しなくてはならない、だが挑戦すれば失敗をすることもあるだろう。人は失敗することを一番怖がる生き物である。しかし、挑戦なくして成功は導けず、失敗の経験もできないのである。


 


 我々は、失敗の経験の無い者、欠点の無いものは一番弱いと考えている。欠点無き者には取り柄も無いものだ。アイスキュロスの名言にこういう言葉がある。


 


 「苦しみの報酬は経験なり


 


 例えば就職し、仕事をするとなれば良い事ばかりでなく、苦しい経験をすることも多々ある。ただ、会社員として働いた場合の苦しみは大別して二通りある。


 


 一つは優良企業で自ら頑張った場合の苦しみ、そしてもう一つはいわゆる"ブラック企業"と呼ばれるような組織で苦しみを強いられた場合だ。そのどちらの苦しみも「経験値」が報酬となっている点は同じなのだ。違うのはその度合い。自ら望んだ苦しみに対して、第三者に強いられた苦しみはより苦痛に感じるだろう。


 


 では、この第三者から強いられた苦悩の経験を、どう生かすのか。ここが焦点になってくる。特にやりたいことも見つからないまま、その企業を辞めて他の企業に入って”言われたことだけをやる”毎日を送るのか、その苦悩を糧に新たな挑戦をするのかでは人として大きな差が開く。


 


社畜を目指せ


 


 現代は「会社に入って働く=勝者」ではない。あなたのその苦しみの対価である経験値を「ブログ」に執筆してもよい。実際に脱社畜を謳い文句に、その経験値を報酬に変えている人もいる。「ええ?そんな記事をネットにあげて報酬?仕事しなよ」等という意見をもつ人間もいるだろう。でもこれ、立派な"ビジネス"です。彼らは自分の苦い経験を、世の中の人たちに伝えようという"ビジネスモデル"を作り上げたわけだ。



 


 NYK内ではよく「言われたことだけをやるWorkなら誰でもできる。我々が行うのは”Business”だ」という言葉を口にする。大まかな定義は抜きにして、ビジネスは自らが考えて行うものであり、新しい何かを生み出そうとするものだ。


 


人は何のために働くのか


 私も医療機関に身を置いていた時代に、病院長から「なんのために働く?」と問われたことがある。「お金を稼ぐため」と答えました。当たり前です。世の中には「やりがいのため」などと綺麗ごとを述べる人間もいますが、やりがいでお腹は満たされません。


 


 やりがいが全てといっている方に例えば「1ヵ月間の月給は無報酬です。月23日勤務で、1日8時間です。残業代も出ません。でもやりがいはありますよ?」といってみましょう。本当にやりがいが全てなのであればやるハズです。でも、恐らくそんな仕事には誰も就かないでしょう。よほどのもの好きを除いては。


 


 労働の対価として、報酬を貰うために働く。これが基本である。そして、その「労働」は自由だ。前述したように、雇われるか、自分でやるかのどちらか。生活保護等の制度もあるが、NYKの評価は五分五分である。健康で文化的な最低限度の生活。


 


 頑張っている人間が、疾病などの理由で自分の力ではどうにも生活を送ることが困難になった場合に受給するのは仕方ないと思うが、実際には働けるのに働かない人間が受給するのは大間違いだ。そういった人間の特徴は、この期に及んで”仕事を選んでいる”。「いや、これは私には向かない…」、「この仕事は世間体が…」などと理由は様々だが、甘い理由ならば通用しない。そこに我々の納めた高い税金が遣われるのは納得がいかないだろう。


 


金は色々な方法で稼げる


 お金は様々な方法で稼ぐことができるが、ブラック企業も多いご時世、会社に入って働くばかりが能ではない。この記事内でも触れてきたが、今は会社を辞めて脱社畜を目指して良い時代だ。投資でもアフィリエイトでも何か事業を立ち上げてもよい。新しいことにチャレンジする!これが大切だ。


 


執筆:NYK M


執筆日:2018年7月30日


 


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