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【災害対策・復興】震災や台風、大雨洪水などの自然災害への備え、関連銘柄

地震


執筆:NYK M


執筆日:2018年6月27日



実体験を語る


 私は2011年3月11日発生の「東日本大震災」で実際に被災をしました。地震発生時、私は医療機関の院内で勤務中でしたが、想像を絶する揺れと恐怖心に襲われました。直近では、大阪北部地震が発生し、甚大な被害をもたらしています。



 震度6クラスの揺れを体験したことが無い方が、どのように考えるかは分かりませんが、点滴台は転倒する、高くそびえるレール移動式カルテ棚は大きく揺れてカルテは散乱する、患者様の悲鳴、立っているのもやっとの状況でした。



 そして、電気が使えなくなり、電話回線もきれ、水は断水、車のガソリンはスタンドに届かない、液状化、亀裂、マンホール浮上など社会的インフラもすべて使い物になりませんでした。



 このとき救急車は電話回線が使えないので、各医療機関へ問い合わせ無しで直接出向いて診察可能かその場で聞いて回るという悲惨な状況でした。 



 私自身は世間でオール電化が進む中、災害に備えてオール電化にはせず、ガスも接続していたことから、幸い食事には困りませんでした。もちろん、食料品などには限りがあるわけで、食事を作る上では幸いであったという事です。この経験から言わせて頂くと、オール電化が悪いというわけではありませんが、エネルギーの偏りは、いざ災害が起きた時に致命的になりかねないと思いました。



 今はZEHを中心に蓄電池などの技術、整備も進んでいますし、再エネ利用の自家発電も普及していますから、この時の状況とはだいぶ変わっていますね。自然災害は、いくつもあり、地震を筆頭に雷、大雨、洪水、火災、台風などなどとても人間の手には負えないものですが、対策はできます。



災害・復興・インフラ関連銘柄


 それでは、災害・復興・社会インフラ関連にはどのような銘柄があるのか、見ていきましょう。



 地震といえば「地盤」が大きく関係しています。そこで、注目したいのは【6072】地盤ネットHDです。地盤ネットHDは地盤の改良工事などを自社で行うわけではなく、第三者の目で地盤の解析を行うことを得意としています。


 そして地盤の改良や地滑り対策などを実際に施行する注目銘柄は【1914】日本基礎技術です。【1926】ライト工業も地盤改良や土壌汚染対策などを取り扱う注目株です。



 既述しましたが、マンホールの浮上なども交通網の大きな痛手となりました。【3528】プロスペクトの子会社である機動建設工業はアースドレーン工法を開発し液状化によるマンホール浮上抑制技術を保有しています。上下水道や橋梁等に関する技術も併せて保持していることが強みでしょう。



 災害発生時に、家に戻れなくなる場合があります。プレハブ生活を余儀なくされたりと。関連銘柄としては、プレハブを中心に共同住宅などを扱う【1916】日成ビルド工業に注目です。



 災害時にも役立つ再生可能エネルギー省エネルギー分野では、省エネコンサルの【3150】グリムスや、再エネ大手【9519】レノバ、新電力開発の【8002】丸紅などに注目です。蓄電池を含む、電力自家消費に欠かせないエネルギーマネジメントシステムに注目度が増しています。



いきなり太陽光設置などはコスト面でも敷居が高い


 災害対策のために、いきなり持ち家の屋根にソーラーパネルを設置することや、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)を導入といってもコストも高いですし、なかなか敷居が高いですよね。



 そんなときは比較的安価で持っていられるモバイルバッテリーがお勧めです。私が、災害時におすすめするモバイルバッテリーは大容量はもちろん、USBだけでなく、シガーソケットの他、普通の家庭用の電源コンセントも使用できるものです。だいたいのモバイルバッテリーというと低容量で、電源供給ポートはUSBのみ対応というのが多いでしょう。



 でも、このポータブル電源【PowerArQ】


ならば、家庭用コンセントが使えるというのが一番のポイントです。災害用に購入しておいて、普段は、釣りやキャンプなどのアウトドア、ノートパソコンの充電、スマホiphoneの充電、ドローンの充電、電動シャワーなどにもお使いいただけます。下記リンクから商品詳細を確認することができます。


 





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 ※当記事は投資を斡旋するものではございません。投資は全てにおいて自己責任で行いましょう。





 


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